松本健一(自證)
不安を感じる心地悪さを無くすために、瞑想、ヒーリング、リーディング、セラピー、自己とは何かの思索など様々なことを行うが真の解決にはならず。ある時、死への不安や死の不明さが不安の元と気づき、真相がわかれば死の不安や不明さがは無くなるのではと思い、真相や悟りを探求し始める。なんらかの体験もし、体験後は真相を求める思いが止むが、時が経つと求心が再燃することを繰り返す。
できることはすべて行い、どうすることもできないでいた時に、書店で偶然に「もう迷うことはない」を立ち読みし、文中にあった「パンッ!」(手をたたく様子)を読んだ時に、初めて概念ではない、実物実相が示されているものに出合い、これで探求が終わると思える。正師を見つけて禅とは何かを知り、正しい坐禅を行い、ある晩、認識が止み「カチッ」と真相が露わになる。
毎週末に気軽に坐れる場所があるといいかもと思い、東京の渋谷区で対面の禅会を開始する。禅会を開始して十数年になる。
現在は、セラピーやコーチングの仕事を行いながら、週末にネット禅会を開催している。